演劇芸術家(卵)の修行日記

芸術としての人間模様とコミュニケーションについて。

2014-09-11から1日間の記事一覧

古事記稽古ログ

古事記稽古。一幕。宇宙開闢から、イザナギ・イザナミの神産み、国産みを通しでやる。演劇というより、完全に儀式。魂が浄化される感覚。アニシモフさんはそこにいるだけ。それだけで空間が宇宙になる。僕はほとんど座っているだけ。座って、内面でせっせと…

希望

十月の新作舞台「古事記」に向けての秋季初稽古で演出家のアニシモフさんが、近代から現代にかけてのロシア人からみた歴史を語ってくれた。人類が歩んできた道。19世紀初頭、そこには精神の生活があった。トルストイが登場し、ドストエフスキーが現れ、ツル…