古事記稽古。一幕。宇宙開闢から、イザナギ・イザナミの神産み、国産みを通しでやる。演劇というより、完全に儀式。魂が浄化される感覚。アニシモフさんはそこにいるだけ。それだけで空間が宇宙になる。僕はほとんど座っているだけ。座って、内面でせっせと…
十月の新作舞台「古事記」に向けての秋季初稽古で演出家のアニシモフさんが、近代から現代にかけてのロシア人からみた歴史を語ってくれた。人類が歩んできた道。19世紀初頭、そこには精神の生活があった。トルストイが登場し、ドストエフスキーが現れ、ツル…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。