未熟であること、未熟であること。
サローヤンの舞台「アレキサンドル・ドュマ以降のアメリカにおける詩の状況」の二日目が終わった。今日は病体押しての舞台で、開演1時間前に1000円の栄養ドリンク飲んだけどあんまり効かなかった。
身体が重いと、やっぱり演技も重い。軽さがすごく重要な役だし芝居なので、これは致命的だった。観ててくれた先輩で「よかった」と言ってくれた人もいたけど、自分が納得できなきゃ、なあ。
そしてこういう調子のよくない時に、分かってないシーンが露骨になる。これまでノリとかエネルギーでやり過ごしてきた部分が露になって、役の理解できてないところ、演技の定まってないところがはっきりとした。舞台本番中に「あ、ここ分からない」と自覚してしまうのは拷問だった。恥ずかしくてたまらなかった。お客さんごめんなさい。
今日ダメだったこと、ちゃんと受け止めなきゃな。ちゃんと反省して、役を作り直さなきゃ。あまりにも未熟で全部投げ出したくなるけど、逃げちゃダメだ。にしても落ち込む。。。あーあ、めんどくさい職業選んだもんだなあ・・・
今日の失敗がいつかちゃんと糧になりますように。